70ジジーです。
5月11日に東京の非常事態宣言が明けるはずがないと思って生活していましたので31日まで伸びてもショックはないです。見通しの甘い菅政権がいつ終わるかが待ち遠しいです。
昨日、朝からテレビを見ていると東京は5月31日まで非常事態宣言が伸び大阪、兵庫も同様で、愛知県、岐阜なども非常事態宣言のグループ入りの話題がメインでした。しかし、広島やら岡山やら北海道も新規感染者が増えていると言う話題も放送中出ていましたが「マンボウ」止まりでした。
しかしそのニュースを放送しているその時に国会周辺では政府からの諮問委員会が行われテレビでおなじみの「専門家委員会」の方々が西村経済担当大臣の前夜政府案として練り上げた諮問に対して異議を申し立て西村担当大臣が内閣に持ち帰り総理、厚生大臣、官房長官、との四者で話し合い「専門家がそういうなら」と言う理屈で前夜の決定していた諮問を取り下げ新しく「北海道、広島、岡山」を加えた非常事態宣言を決定して午後には発表すると言うドタバタが行われていたのでした。
私はテレビを見ていて「なんで北海道は非常事態宣言しないのかなぁ~」と思いました。札幌のオリンピックテストが終わった後出した「マンボウ」で話題を終わらせテストをやったせいでコロナ患者が増えて、非常事態宣言まで行くのは都合が悪いのでしょう。何としてもオリンピックがやりたい思いなのだろうとは推測できました。でももし本番のオリンピックがあったとしてその後のコロナ患者の増加が無いとは言えずそこで「非常事態宣言」するのはもっとカッコ悪いと思いました。
それが午後のワイドショーでは風向きが変わり「北海道も広島も岡山も非常事態宣言だそうです」と放送され始めました。政府の方向が変わったのが判りました。今晩の首相会見では色いろ理屈をつけるでしょうが菅総理が一つやりたかったことができなくなった事実は変わりません。その後のニュースでは諮問委員会で政府提案があったのだが医療系の委員が「北海道も入れたほうが良い」と提案されて諮問がストップしたとか出てきました。その後賛同者が多くなり西村大臣が内閣に持ち帰り四者協議があった後諮問委員会に再提出された案が「北海道、広島、岡山非常事態」案だと言います。
今まで、専門会員の方が政府に対してどのような助言をされていたのかは存じませんが政府発表には専門会員が同意されたものだと言う前提がありました。ですから今までの対コロナ対策の失敗は政府だけの失敗ではなく「専門家委員会」の失敗でもあると認識されていました。そのせいであるコメンテーターなどは「専門家とは思えない。ちゃんとした専門家に変更すべきだ」と言う意見も言っておりました。私もそう思っていました。
それが、ここで「専門家委員会」が政府に提案しても政府は自分の都合で聴いてくれないで思うようにやってきたのだよと言い出したわけです。
これでやっと「専門家委員分化会」らしくなってきました。政府への提言を国民にも発表してもらい言うことを言ってそれを政府が判断して政府の責任で実行」結果は政府が責任を取る。「専門家の意見を参考にして決めました」だから責任は半分委員会あります。などと言う政府には早く辞めてもらいたいものです。
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