ページビューの合計

2021年8月16日月曜日

オリンピックも終わって

 70ジジーです。

北海道で生活し始めて一か月がたちました。最初は過ごし易かったのですがオリンピックが始まるころから東京の暑さが引っ越してきたように気温が上がり始めました。年に数回しか30度近くまで上がらないこの地で30度になる日が約一週間続きました。

その一週間に「東京オリンピック」の競歩とマラソンの時期が重なりました。結果的にその競技を東京でやってもほとんど差がない環境で行われてしまったようです。選手の皆さんご苦労様でした。すべて拝金主義のIOC・JOC・スポンサーがアスリートファーストを守らなかったせいだと思います。

スポーツを悪く言うわけではありません。利用する人たちが悪く利用するのが気に入りません。スポーツをする人たちも記録だけが目的ではなく生活安定と自己顕示欲などスポンサーがつくように行動している部分もあると思います。

70ジジーが大学に入った時には学生運動が結構盛んでした。学生もいろんな理由をつけて問題提起をして議論、ストライキなどやりたい放題だったと思います。それに対抗して学校側が採った手でいまだに腹が立つ事が在ります。それは運動部に学校側のガードマンを担わせたことでした。「学生集会を蹴散らす。」「集会場に集まらせない」「団体交渉反対」などを叫ばせる。等々、学生の分断をしていったのです。70ジジーはその当時、「ノンセクト・ラジカル」を気取ってどこにも所属していなかったのですが色々な情報が各方面から入ってきました。その中に「運動部の部費を学校側が増額先渡し」とか「相撲部がデモつぶし」とかいろいろありました。

対立が始まる前は一緒に授業を受けていて各先生のテスト対策、傾向を共有していたが学生同士が険悪になっていったものでした。権力側(学校側)に逆らうものと従順なるもの(何かバックがある)の差を感じたものでした。

純真だった70ジジーが世間の裏側のつながりを利用する世界に初めて触れた体験でした。それからうん十年、いろいろな体験の末の現在ですが世の中は相変わらずの世間です。これからもそんなに変わりなく動いていくのでしょうが70ジジーが体験しなかった「戦争への道」が世の中を狡猾に動かすグループによって進まないことを願ってこの稿を終えたいと思います。