70ジジーです。
先月半ばに右目の白内障手術を受けました。私の父親が白内障の手術をした年齢を超えて私もついに手術を受けました。父親の時代は白内障手術も大手術で見舞いに行って顔の両側に砂袋が押し付けられていて顔を動かせないようにしていたのを思い出します。
それが、現在の主流は日帰り手術なのだとか。チョッと私にはスンナリ受け入れがたいものでした。そこで、1泊2日のコースを選びました。手術自身は日帰りと同じなのですが入院している時間は、術前術後とも看護師さんのケアーが受けれますし、食事も付きます。
手術前日に入院先病院の「コロナ感染防止部」のPCR検査を受けに行きました。その日の夜までに連絡がない場合はコロナ陰性で翌日の入院手術には問題ないと判断されるものです。
無事通過して翌日、10時に入院手続きをして病室に案内されます。そこから手術まで1時間ごとに看護師さんが何種類かの目薬を指しに来てくれます。私はリラックスして目を休め携帯で音楽を聴き本番に備えます。12時半ランチ。普通食のチャーハンセットでデザートも付いていました。午後2時半手術の予定でしたからその後も目薬を指してもらい、30分前には種類も多くなってスタンバイ完了です。トイレに行って、緊張緩和。車いすで手術室に運ばれ一気に緊張ムードに入ります。手術台(?)というかガッシリした椅子に乗せ換えられて腕指等に検査器具が取り付けられて何だか死刑用の電気椅子のような気がします。先生が登場して「私も頑張りますから頑張ってくださいね。」と言われてどう頑張るのか考える間もなく顔にカバーがかけられて右目の上だけが開いているようです。その前に右耳にも栓がされて薬液が入らないようにされていました。目の周りを水なのか消毒薬なのかでゴシゴシとこすり右耳に液体が垂れてきました。顔カバーの開いたところにまた別のカバーがかけられて目が開いたままになる器具がつけられたようです。閉じようと思いませんでしたが・・。「始めます。できるだけ動かないように。どうしてもの時は声をかけてください。」でスタートです。目はボーっとしたまま開いていますが何かが動いているくらいしかわかりません。できるだけ動かないようにしようと手で椅子の手すりをつかんでいました。いろいろな声が飛び交い手順が繰り広げられているようでした。わかったのは「ホヤ入ります」という声でした。なんとなくお店でボトルキープが入り店員さんが「オールド入ります」なんて言うのを連想してちょっとおかしくなってしまいました。その後はあっという間の終了でした。「無事終了しました」の声で顔に張られた目の周りのカバーが引っ張って外れて行くのが判ります。接着剤がはがれていく感じでした。器具を外されて車いすに戻り入院している部屋に運ばれて「午後は静かに過ごしてください」と言われて解放されました。
目の上には大きなガーゼの眼帯が絆創膏で張られているようでした。同じ部屋に午前中に同じ眼帯姿で帰ってこられた方がいたので同じ手術の姿だろうと想像できました。
別に眠くもないのですがベットで横になり音楽を聴いていると夕方の食事時間にすぐになってしまいます。食欲も普通で出たものはすべて完食。痛みもなくホッとしていると手術してくれた先生が「いかがですか」と来てくれてとてもありがたいことでした。
翌朝8時半には術後の検診で「無事問題なくレンズも定位置に入っています。ご安心ください」との診断でホッとして退院手続きを始めました。
日帰り手術と比べなんか安心できる気がするので次回、左目の時もお願いしようとおもいました。
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