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2025年11月18日火曜日

長野ツアー第三弾 中山道馬籠宿妻籠宿

 70ジジーです。

長野県飯田市の久米川温泉に宿泊した翌日は霧の露天風呂から始まりました。

このところの熊騒ぎで露天風呂があちこち閉鎖になっているところが多いのですがこちらは高いコンクリートの塀に囲まれていて(ちょっと風情はないのですが)熊は入ってこれない構造になっています。しかし朝からの霧とドウドウと流れ込むお湯の湯気でいい雰囲気でした。

朝食後には霧も晴れて絶好の観光日和、車で30分ほどの馬籠宿に向かいます。途中気になったのがカキの木。オレンジ色の実を葉の落ちた木の枝にタワワに付けて「これは熊の大好物だわ」と独り言が出る道でした。刈り取りが終わった田んぼとちょっとした空き地にあるカキの木が何本もあって収穫待ちなのでしょうが熊も狙っている事でしょう。

10時前に到着した馬籠宿の駐車場はもう8分の入りでそこから旧街道に向かって歩いていくと途中のバス停には降りたばかりのインバウンドさんがぞろぞろ歩いていました。


風情ある宿場町、には茶店が必要です。そこで入ったのが「栗きんとんとお茶セット」。
周りはすべて外人さん、「ここは日本かしら?」

島崎藤村の生家を訪ねたけれど 「まだ あげ そめ し 前髪の」しか思い出せない私です。
この道をズーッと登っていくと山道になり妻籠宿につながるようで元気な人は歩いていました。インバウンドさん半袖、短パン、11月半ばで元気ですね。
私はここから駐車場に戻り車で妻籠宿に移動しました。
妻籠宿は馬籠と比べるとまだ平坦でした。

ちょうどお昼時になっておなかも空いてきました。どこかで蕎麦でもと思って歩いていると桝形を下りてひなびた「旅籠松代屋」さんの隣に縁側のある部屋に「お蕎麦」と書いてあるお店を見つけました。縁側の隣の玄関に入るとおばちゃんが迎えてくれます。早速縁側のある部屋に座り込みお蕎麦を注文いたしました。「できますのはかけそばと盛りそばだけです」とおばあちゃん。結構です、それを注文して縁側に座って待っている間も目の前を観光のインバウンドさんたちが通過していきます。つい手を振ってしまうと向こうからも振り返されてお互いニッコリです。何人か通過した後その人たちが戻ってきて「ここはなんだ」と聞いてきました。「蕎麦レストラン」と答えると縁側から靴のまま上がってきそうな勢いでした。「ノー、エントランスは左」と滅茶苦茶な言葉で玄関を教えました。「オー、ソーリー」と玄関に回り私たちの奥の座敷に通されていました。そこでお店のご主人が登場。奥座敷に座った若いお兄ちゃんのインバウンドさんに地球儀をもって迫っていきます。「ユーはどこから来たの?」。後から聞いたのですがご主人91歳だそうです。
カナダのケベックからの二人とフランスノルマンディの一人で今朝知り合ったとか。
おじいさん曰くホット蕎麦とアイス蕎麦を頂きました。

おなかがいっぱいになって宿場の中をウロウロ。本陣跡やらはたご、お店、明治天皇のご休憩どころ等を観光しました。その時松本のドーミーインで一緒に朝食をしたインバウンドご夫妻とすれ違いました。「世界は狭いです」

囲炉裏を炊いて煙い家の中ですがそれにも意味があると教えてくれました。窓の格子から陽が差すのは秋冬春だけに設計されているとか、昔からの知恵はすごいです。

最後になりますが、蕎麦を食べている時に有線放送が鳴って「※※に熊が出ました皆さんご注意ください」と住民向けの放送がありました。出た場所の地名はよそから来た人にはわかりませんので気にせずにいたのですが後で入ったおやき屋さんのご主人に「熊が出たと放送していましたよね?」と聞くと「上の方の墓地に出たようだね。このところ三日に一遍は放送があるよ」と教えてくれました。その熊が妻籠の宿場に降りてこないことをお祈りしています。

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