70ジジーです。北海道の地で熱中症危機を感じています。
前項で北海道の地はお盆を過ぎると急激に涼しくなり東京の比ではない秋の訪れを感じることができると書いたのですが今年はどうもおかしいです。
8月13日の日曜日に今年の祭りのフィナーレの「花火大会」が浦河で行われ夏とのお別れを惜しんだのですが翌日からも30℃を記録し夏がお別れを惜しんでいるようでした。まあ数日なら許せるのですがそれが2週間たっても続きいい加減しつこい夏にうんざりしています。本当に今年の夏はおかしいです。
台風のせいで九州やら山陰やらの大雨土砂崩れなど被害が続出しています。家が亡くなり過酷な状況下で気温が上がりもっと大変な人がいるからと北海道の暑さを忘れようとしましたがとても我慢が効かず、街の冷房スポットを探したのですがほとんどありませんでした。高級レストランに長居はできませんし図書館には冷房がないことを初めて知りました。永年浦河にお住いの隣人も冷房はなく毎年暑くても数日で扇風機があればよかったのが今年は異常でお盆に里帰りした息子さんに「来年はエアコン付けてなければ帰省しない」と言われたとか。
そんな中、「涼しいかも」と期待してトムラウシ温泉を予約しました。タダ当所から向かうには激暑の名所「帯広」通過する必要があります。そしてその途中に日高山脈を越える天馬街道を超える必要もあります。とても難所でした。天馬街道の頂上部分のトンネル内では15.8℃と出発地より15度も低くびっくりですがトンネルを出て下ると大樹町では31℃、その先の高速上では32.5℃ 帯広の街中に入ると35℃を突破し車の中に居てもエアコンの風が当たる場所以外は熱くなってきます。当日はギブアップしてホテルの周りに森のある宿泊所へ。ホテルの冷房がうれしかったです。翌日待望のトムラウシに向かいますが途中の道も山の取付きも気温は下がりませんでした。
トムラウシ山の登山口にある温泉に到着しても部屋には冷房が必要でした。
体力的に「トラムウシ山」には登れませんが登山口まで行けたのはとてもうれしいことでした。この宿泊施設自体にも車で未舗装の砂利道を数キロ走らないと到着しないのですから。
この先はおまけです。
暑い帯広に戻り、浦河に帰る途中に寄りました。ジンギスカン名所「白樺」です。35℃の帯広を通過して回り中畑のど真ん中にありました。気温は平均的帯広気温35℃でしたがお店の周りに車がずらり大型バイクがずらりと入店待ち。入店順は店に行って携帯番号を書いて店の外の自分の車でエアコン付けて待つスタイルでした。つまり、店の周りの車はエンジンがかかり気温上昇に協力中でした。そして入店、店の中は煙がモクモクで床が油でツルツル。お味は最高でしたが息苦しく早々に退散しました。